マニラ、フィリピン発 — 昨日、リサール州アゴノで、7歳の姪に対して繰り返し性的暴行を行った男性が、国家捜査局(NBI)の捜査官によって逮捕されました。
NBIカビテ北地区事務所の責任者であるツァー・エリック・ヌキ氏によると、被害者の母親が非政府組織(NGO)の支援を受けて訴え出たことを受け、緊急追跡作戦が実施されました。
この犯罪が明らかになったのは、現在14歳の被害者が母親と口論になり、祖母の家に行くと言われた際に叫び出し、祖母の家で何かが起きていると告白したことがきっかけでした。
その後、彼女が7歳の時から長期間にわたり、容疑者によって性的暴行を受けていたことが明らかになりました。彼女は殺されることを恐れてこの問題を抱え込んでいたとのことです。
容疑者は銃を持っており、それを使って少女を脅していたとされています。
NBIによれば、容疑者は被害者の母親の兄弟であり、被害者の父親が亡くなった後に虐待が始まったとのことです。
容疑者は、遺族となった家族を世話するように頼まれていたとされています。
母親と娘が容疑者の元を離れた後も、叔父は頻繁に訪れ、被害者を虐待し続けていました。
容疑者は、共和国法7610号(児童虐待、搾取および差別から子供を特別に保護する法律)違反で告発されています。
【用語解説】
1. 国家捜査局(NBI): フィリピンの法執行機関で、犯罪捜査を専門とする政府機関です。
2. 非政府組織(NGO): 政府から独立して活動する組織で、社会問題の解決や支援活動を行います。
3. 共和国法7610号: フィリピンで子供を虐待、搾取、差別から保護するための特別な法律で、児童の権利を守るための法的枠組みを提供します。