熱帯低気圧とハバガットがフィリピンに雨をもたらす

PAGASA、熱帯低気圧とハバガットがフィリピンの天候に影響を与えると発表

PAGASA最新情報 – 国家気象庁の最新の天気予報によると、熱帯低気圧と南西モンスーンがフィリピンの一部に雨をもたらす見込みです。

2025年8月29日(金)、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は国内の最新の天気予報を発表しました。熱帯低気圧と南西モンスーンが国内の天候に影響を与える見込みです。

PAGASAの気象専門家、ロリエディン・デ・ラ・クルス・ガリシア氏は、熱帯低気圧(以前はジャシントと呼ばれていた)がザンバレスのイバから西に650キロメートルの地点で観測され、最大持続風速は55キロメートル、突風は最大70キロメートルで、西に15キロメートルの速度で移動していると報告しました。

「我々の見通しでは、これは我々の責任範囲から離れていく動きをしています」とガリシア氏は述べました。

熱帯低気圧の影響で、イロコス地方、コルディレラ行政地域、中央ルソン、キリノ、ヌエバ・ビスカヤでは曇り空と散発的な雨や雷雨が予想されています。

「見たところ、これはフィリピンの責任範囲から離れていくところであり、現在その影響は雨をもたらしますが、風に関しては国内のいかなる部分にも影響はありません」と彼女は付け加えました。

南西モンスーンは、ビサヤ、サンボアンガ半島、ディナガット諸島、西ミンドロ、パラワンでも同様の天候をもたらすでしょう。

熱帯低気圧の影響で、カガヤンバレーの残りの地域でも部分的に曇りから曇り空となり、孤立した雨や雷雨が予想されます。

ハバガットは、メトロマニラや国内の他の地域でも同様の天候をもたらすでしょう。

気象庁は、影響を受ける地域の住民に対し、中程度から時折激しい雨や激しい雷雨による鉄砲水や地滑りの可能性に備えて、予防措置を講じるよう勧告しています。

一方、北ルソン、ルソンの残りの地域、ビサヤの沿岸水域の状態は中程度になるでしょう。ミンダナオでは、周囲の海の状態がやや穏やかから中程度になるとPAGASAは報告しています。

【用語解説】

– ハバガット: フィリピンでの南西モンスーンの呼称で、主に雨季に影響を与える風のことです。


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