フィリピン、コタバト市 — 金曜日の午後、マギンダナオ・デル・スル州ママサパノのバランガイ・トゥカにある軍の検問所で、ダウラ・イスラミヤ過激派グループの疑いのある2人のメンバーが、オートバイに乗っていたところを兵士により射殺されました。彼らは、通常の検査のために止められた際に銃撃戦に発展しました。
土曜日に報告されたマギンダナオ・デル・スル州警察本部とフィリピン陸軍第601歩兵旅団の報告によれば、シャリフ・アグアク、マギンダナオ・デル・スルの住民であるムハ・ガンバ氏とナセル・アクマド氏は、銃撃を受けて即死しました。
ママサパノ市警察署の捜査官によると、第33歩兵大隊の部隊は、ガンバ氏とアクマド氏を平和的に止めて、武器や麻薬を所持していないかを調べようとしましたが、彼らはバランガイ・トゥカのハイウェイの脇に止まる代わりに銃を取り出して発砲しました。そのため、兵士たちは直ちに応戦しました。
地元の役人によれば、2人はM1ガーランドライフルを持っており、これをママサパノの人里離れた場所に届けようとしていた可能性があります。
事件に対応した警察とバランガイの役人は、ガンバ氏とアクマド氏からM1ガーランドライフル、.45口径のピストル、手榴弾を押収しました。
【用語解説】
– ダウラ・イスラミヤ:フィリピンにおける過激派グループの一つで、イスラム国(IS)と関連があるとされています。
– M1ガーランドライフル:アメリカ製の半自動ライフルで、第二次世界大戦や朝鮮戦争で使用されました。
– バランガイ:フィリピンの最小行政単位で、日本の「地区」に相当します。