マニラ、フィリピン — ダバオ・デル・スル州ディゴス市のバランガイ・ゾーン3で、ある酔った警察官が同居中のパートナーを至近距離から射殺し、その女性の母親を負傷させる事件が発生しました。事件は、彼らの自宅での激しい口論の末に起こりました。
ディゴス市警察署の責任者であるグレン・イポン中佐によると、事件を起こした警察官は、ダバオ・デル・スルのハゴノイ警察署に所属する30歳の巡査、オーランド・ポルキード・ディノイであり、現在拘留されています。
亡くなった女性は、成人のミールジョイ・バシルゴ・ラ・ペーニャさんで、銃弾を受けてその場で死亡しました。
一方、ラ・ペーニャさんの母親であり、容疑者の義理の母にあたるミルラさん(50歳)は、口論を止めようとした際に銃弾を受け、負傷しました。
ディゴス市警察の報告によれば、事件は午後8時30分頃、同居中のパートナーの自宅で発生しました。
調査によると、警察官は娘を連れて酔った状態で借家に戻り、それをパートナーが咎めたことが発端でした。
被害者の叱責に耐えかねた警察官は、暴れ出し、サービス用の銃を取り出して発砲しました。
事件に対応したバランガイの役員や警察の捜査官の報告によれば、バシルゴさんは多数の銃弾を受けて即死しました。
ディノイはラ・ペーニャさんの母親であるミルラさんにも発砲し、彼女は緊急対応者によってすぐに治療のために搬送されました。
ディノイは、事件に対応した警察官とバランガイの警備員によってすぐに取り押さえられ、武装解除され、現在は警察の拘置施設に収監されています。
【用語解説】
– バランガイ(地区):フィリピンの最小行政区画で、村や町の一部を指します。