マラボン市の火災で命を守れなかった親子の悲劇

マニラ、フィリピン — マラボン市のティナヘロス地区で、家事により一人の家政婦とその3歳の子供が亡くなり、もう一人が負傷したと報告されています。火災は、彼らの家で深夜前に発生しました。

犠牲者は、仮名「ジュビー」さん(30歳)、3歳の女の子、そして3度の火傷を負い病院で治療を受けている6歳の女の子と確認されています。

フィリピン消防局(BFP)の調査によると、火災は月曜日の午後11時51分頃、マラボン市ティナヘロス地区のソシエゴ通りで発生しました。

被害者の近隣住民によれば、濃い煙の匂いを感じた後、被害者の家が燃えているのを見たとのことです。

最初に救出されたのは、家の2階から発見された6歳の被害者で、火の勢いは強まっていました。

火災が鎮火した後、家政婦が3歳の子供を抱きしめているのが発見されました。二人は窒息により亡くなったと考えられています。

BFPは火災の原因について引き続き調査を行っています。

火災は午前12時38分頃に鎮火しました。

【用語解説】
– バランガイ(地区):フィリピンの最小行政区画で、村や町内会のようなものです。
– フィリピン消防局(BFP):フィリピンの国家消防機関で、火災の予防と消火活動を担当しています。


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