家族を襲った悲劇の銃撃事件、犯人は?

マニラ、フィリピン — マギンダナオ・デル・ノルテ州スルタン・クダラットのバランガイ・ナリナンで月曜日の午後に発生した待ち伏せ事件で、家族の3人が死亡し、1人が負傷しました。

バンサモロ警察の報道官であるJopy Ventura警部補の報告によりますと、犠牲者はイブラヒム・パヤパット氏、その妻のゼナイダさん(32歳)、そして娘のアイサさん(16歳)であり、いずれも体の様々な部分に銃弾を受けていました。

イブラヒム氏は現場で即死し、妻と娘はスルタン・クダラットのコタバト・サニタリウム・アンド・ジェネラル・ホスピタルで治療を受けている間に命を落としました。

夫妻の11歳の息子も事件で負傷し、現在も病院で治療を受けています。

調査によると、事件は午後1時過ぎに発生しました。家族は「パヨンパヨン」と呼ばれるトライシクルに乗って自宅に帰る途中でした。

家族は、犯行前に現場をうろついていた犯人たちに待ち伏せされていたとされています。

警察官によれば、武装した犯人たちは突然家族に向けて銃撃を行い、家族の父親を狙った後、すぐに逃走しました。

現在、当局は犯行の動機を調査し、容疑者の特定と逮捕に努めています。

【用語解説】
– バランガイ(地区):フィリピンの最小行政区画。
– パヨンパヨン:フィリピンで一般的な三輪タクシーの一種。


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