マニラ、フィリピン発 — 昨日報告されたところによりますと、ミサミス・オリエンタル州の2つの町で発生した激しい雨による鉄砲水のため、49歳の男性が死亡し、81家族が影響を受けました。
ミサミス・オリエンタル州災害リスク削減管理評議会(PDRRMC)のフェルナンド・ヴィンセント・ダイ・ジュニア氏の報告によれば、この男性は土曜日にバリンサグのカムアヤン地区のスピルウェイを渡っている際に、強い水流に流されました。
翌日、被害者の遺体はその地域の海岸近くで発見されました。
救助隊が現地に派遣され、鉄砲水の影響を受けた住民が避難所に避難しました。クラベリア・ロザリオ地区のゾーン7では、10家族が避難所に移されました。
一方、激しい雨のためラゴンロング町でも洪水が発生し、ポブラシオン地区では膝までの水位に達しました。この地域では71家族が避難所に移されました。
洪水の影響を受けた家族は、徐々に水が引いてきたため、自宅に戻り始めました。
悪天候の影響で、9月1日にはこの2つの町で全ての教育機関の授業が中止されました。
【用語解説】
– スピルウェイ: ダムや堤防の水を放流するための構造物。
– バランガイ: フィリピンの最小行政区画、地区。
– ミサミス・オリエンタル州: フィリピンのミンダナオ島にある州。