約4時間続いた大雨により、ネグロス・オクシデンタル州バコロド市のいくつかの地域で洪水が発生しました。
住民によると、金曜日（2025年7月11日）の午後10時頃から雨が降り始め、翌日の午前2時頃まで続きました。この激しい連続した降雨により、多くの地域が冠水し、特にビラモンテ地区のプーロック・ゴンザガ・ウエストのような低地の地域が影響を受けました。
ある住民は、洪水が自宅に入り込み、安全のために近くのホテルで一夜を過ごし、翌朝早くに港へ向かったと語りました。彼が投稿したビデオには、冠水のために道路にほとんど車が見られない様子が映っていました。
彼はまた、洪水がどのように自宅に入り込んだかを示すビデオや写真を共有しました。いくつかの家庭用品はすでに水に浸かり、家具も目に見えて損傷していました。
土曜日の早朝（2025年7月12日）には、市内で最も賑やかな地域の一つであるブルゴス通り沿いの水位がすでに雨どいに達していました。
南西モンスーン、または「ハバガット（※）」が、ネグロス島地域を含む国内のいくつかの地域に雨をもたらし続けています。PAGASAの気象専門家は、さらなる降雨が予想されるため、洪水や地滑りの可能性に備えて警戒を呼びかけています。
洪水の危険がある地域の住民は、注意を払い、地元の気象警報を常に確認するように勧められています。
この雨は一部の地域に必要な水をもたらしましたが、突然の豪雨は再び、より良い排水システムと極端な天候への備えの必要性を浮き彫りにしました。
ソーシャルメディアのユーザーたちは、この出来事に対する反応を示しました。
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【用語解説】
– ハバガット（habagat）: フィリピンにおける南西モンスーンのこと。主に雨季に影響を与える風。