16年逃亡の末、殺人容疑者ついに逮捕

カンプ・ビセンテ・リム、ラグナ、フィリピン — 約16年間逃亡していた、2009年にカピスで新たに選ばれたバランガイ(地区)長のロランド・ベソリオ氏の殺害の主犯とされる逃亡者が、オリエンタル・ミンドロのカラパン市でついに逮捕されました。逮捕は金曜日の朝に行われました。

容疑者のオルランド・ピオネロ(51歳)、別名「オルランド」は、カピス州パニタン出身で、内務地方自治省(DILG)の最重要指名手配者の一人とされています。これは、ミマロパ地域(ミンドロ、マリンドゥケ、ロンブロン、パラワン)の地域指揮官であるロエル・ロドルフォ准将によるものです。

ロドルフォ准将によれば、殺人事件の逮捕状を持った地域情報部隊4Bとカラパン地方警察の合同部隊が、金曜日の午前10時30分頃、カラパン市のバランガイ・スタ・イサベルで一人で歩いていたオルランドを逮捕しました。

逮捕状は、カピス州ロハス市の地域裁判所第15支部のジュリアナ・アザラガ判事によって、2019年3月31日に発行され、保釈は認められていません。

カラパン警察署のダニロ・ドリズ中佐によれば、オルランドは2009年にカピス州ロハス市のバランガイ・パニタンで事件が発生して以来、メトロ・マニラを含む様々な場所や州に逃亡していたとのことです。

ドリズ中佐によると、オルランドは2009年11月にバランガイ・キオス、パニタン、カピスの新たに選ばれたバランガイ長であるベソリオ氏(44歳)の殺害者とされています。

ベソリオ氏は、2009年11月3日午前11時45分頃、バランガイ・モバイルパトロール(マルチキャブ)を運転中、同乗者と共に、バランガイ・キオスのパニタン本通りで二人組のバイクに乗った犯人に銃撃されました。

【用語解説】
– バランガイ: フィリピンの最小行政区画で、地区や村に相当します。
– ミマロパ: フィリピンの地域名で、ミンドロ、マリンドゥケ、ロンブロン、パラワンの頭文字を取ったものです。
– マルチキャブ: フィリピンで一般的に使用される小型の多目的車両です。


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