マニラ、フィリピン — 香港へ向かう予定だった女性乗客が、未申告の120万ペソを所持していたため、パサイ市のニノイ・アキノ国際空港(NAIA)で土曜日に拘束されました。
この乗客はヌエヴァ・エシハ出身の61歳の女性で、さらなる調査のために税関局(BOC)の管理下に置かれており、押収された現金もシリアル番号の確認のために保管されています。
土曜日の午前1時頃、この女性はNAIA第3ターミナルで香港へ向かう予定でしたが、通過を許可されませんでした。
NAIA第3ターミナルの運輸保安局(OTS)のX線オペレーターが、通常の手荷物検査中に彼女の荷物の中に束になった現金を発見しました。
税関局(BOC)とフィリピン国家警察-航空保安グループ(PNP-AVSEGROUP)の職員がすぐに手動検査を行い、トロリーバッグの中に隠されていた現金が露わになりました。
フィリピンでは、5万ペソまでの金額は自由に持ち出し可能ですが、それを超える場合はフィリピン中央銀行(BSP)の許可が必要です。
【用語解説】
– ペソ(※):フィリピンの通貨単位。1ペソは100センタボに相当します。
– ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)(※):フィリピンの首都マニラにある主要な国際空港。
– 税関局(BOC)(※):フィリピンの税関業務を担当する政府機関。
– 運輸保安局(OTS)(※):フィリピンの運輸保安を担当する機関。
– フィリピン国家警察-航空保安グループ(PNP-AVSEGROUP)(※):フィリピンの航空保安を担当する警察部門。
– フィリピン中央銀行(BSP)(※):フィリピンの中央銀行で、金融政策や通貨の管理を行う機関。