2025年9月8日 – 5:38 PM
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「聖ピエール・ジョルジョ・フラッサーティとカルロ・アクティスは、特に若者に対して、人生を無駄にせず、上を向いてそれを傑作にするようにという招待状です」と、教皇は聖ペトロ広場でのミサで述べました。このミサには、フィリピンからの巡礼者を含む何万人もの人々が集まりました。
この式典は、今年初めに選出された教皇レオが司式した初めての列聖式となりました。
巡礼者たちは、旗やバナー、そしてカトリック信者に世代を超えて感動を与えた2人の若い聖人の画像を振りました。
2006年に15歳で白血病で亡くなったアクティスは、コンピュータースキルと聖体の奇跡をオンラインでカタログ化したことで知られていました。
「最初のミレニアル世代の聖人」とも呼ばれる彼はかつて、「悲しみは自分を見ること、幸福は神を見ること」と言いました。
1925年に24歳で亡くなったイタリアの学生でありロッククライマーであったフラッサーティは、その喜びに満ちた精神、深い信仰、そして貧しい人々への奉仕で記憶されています。
トリノで必要な家族に物資を運んだことから「運送会社」と呼ばれた彼は、「慈善は私たちの宗教の基盤である」と信じていました。
教皇レオは説教の中で、2人の新しい聖人の聖性は特別な行いから来たのではなく、日常の忠実さから来たと強調しました。
「ピエール・ジョルジョとカルロは、日々のミサ、祈り、特に聖体礼拝など、誰にでもできるシンプルな行為を通じて、神と兄弟姉妹への愛を育みました」と述べました。
教皇は、「人生で最も大きな危険は、神の計画の外でそれを無駄にすることです」と警告し、若者たちに、アシジのフランシスやアウグスティヌスがかつてそうしたように、そして現代ではアクティスとフラッサーティがそうしたように、神に「はい」と言うよう促しました。
列聖式にはアクティスの両親と兄弟が出席し、彼の遺物を捧げました。
イタリアやその他の地域からの巡礼者たちは、広場での場所を確保するためにバチカンの門で夜を過ごしました。
バチカンは、アクティスの列聖を2つの奇跡に帰しました。1つは膵臓疾患を持つブラジルの少年の治癒、もう1つは重度の頭部外傷から回復したコスタリカの少女です。
フラッサーティの取りなしにより、アメリカの神学生のアキレス腱断裂の説明のつかない治癒を含む2つの奇跡も認められました。
アクティスとフラッサーティを聖人として宣言することで、教会は彼らの取りなしと普遍的な模範を正式に認めました。
教皇レオは、彼らの証言は、聖性が少数の人々に限られたものではなく、「神を人生の中心に置くすべての人に開かれたシンプルで勝利の方程式」であることを示していると述べました。
【用語解説】
– 聖体礼拝:カトリック教会の儀式で、聖体を崇拝すること。
– 列聖式:カトリック教会で、ある人物を聖人として正式に認める儀式。
– 取りなし:他者のために神に祈る行為。