マニラ、フィリピン発 — フィリピン大学サント・トマス大学(UST)が2025年の司法試験の全国本部として機能することになったと、最高裁判所が発表しました。
最高裁によると、USTが主要な拠点として試験を実施するのは、2020年に試験が分散化されて以来初めてのことです。
2025年7月9日に最高裁判所の本館で行われた式典で、USTが選ばれました。
この決定は、最高裁判所長官アレクサンダー・ゲスムンド氏と司法試験委員長であり、USTの卒業生でもあるエイミー・ラザロ・ハビエル氏との間で合意され、USTを代表して事務局長のルイ・コロネル神父が出席しました。
USTは、9月7日、10日、14日に予定されている試験の14の試験会場の一つであり、13,301人の登録受験者が見込まれています。
メトロマニラでは、USTの他に、メンディオラのサン・ベダ大学、ケソン市のニューエラ大学、パサイ市のマニラ・アドベンティスト・カレッジ、ムンティンルパ市のサン・ベダ・カレッジ・アラバン、タギッグのフィリピン大学ボニファシオ・グローバル・シティ、マカティのアテネオ・デ・マニラ大学法科大学院が含まれています。
【用語解説】
– UST(フィリピン大学サント・トマス大学): フィリピンの有名なカトリック大学で、アジアで最も古い大学の一つです。
– 最高裁判所: フィリピンの司法制度の最高機関で、法律の最終的な解釈を行います。