人身売買摘発で14人救出、3人逮捕

9月10日、リサール・パラワンのバランガイ・タブリで行われた人身売買防止作戦において、4人の女性を含む14人が救出され、3人の容疑者が逮捕されました。

一昨日の午前2時30分、34歳の「ラム」という仮名の人物を含む3人の容疑者が逮捕されました。ラムはパラワン州ケソンのバランガイ・ポブラシオンの住民で、他の2人の容疑者はリサール・パラワンのバランガイ・タブリの住民です。

容疑者たちは、リサールからマレーシアへの人身売買が進行中であるという情報をパラワン州警察が受け、ほぼ1日間にわたる追跡作戦の末に逮捕されました。

救出された14人は、ストレス解消のためにパラワン州社会福祉開発局に引き渡されました。一方で、容疑者たちに対しては、フィリピン共和国法第9208号(人身売買防止法)違反の訴訟が準備されています。

この人身売買防止作戦は、パラワン州警察、ルソン地方女性・子供保護センター、PNP海上警察グループ、リサール市警察署によって実施されました。

【用語解説】
– バランガイ:フィリピンの最小行政区画で、日本の町内会に相当します。
– パラワン:フィリピンの地方の一つで、多くの島々から成り立っています。
– リサール:フィリピンの地方自治体の一つで、パラワン州に位置しています。


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