ロムアルデス氏、汚職疑惑を強く否定

下院議長マーティン・ロムアルデス、現時点では告訴を見送る

マーティン・ロムアルデス

– 下院議長の陣営は、パシフィコ・ディスカヤ氏自身がロムアルデスとの直接の取引がないと主張していると強調しました。

フィリピンでは、公共事業道路省だけでなく、政府の複数の役人が洪水対策の問題で告発を受けています。この問題を受けて、ボンボン・マルコス大統領は、政府が資金を提供したインフラを調査するチームの設立を命じました。

マルコス・ジュニアによって発行された大統領令に基づき、インフラ調査のための独立機関は、不正に関連する資産の押収を求める権限や召喚状を発行する権限を持っています。この機関は、議長1名と2名のメンバーで構成されており、大統領や宮殿からまだ発表されていません。

上院の公聴会では、物議を醸している契約者であるパシフィコ「カーリー」ディスカヤ氏とセザラ「サラ」ディスカヤ氏に焦点が当てられ、ディスカヤ氏は共同宣誓供述書を読み上げ、政府の洪水対策プロジェクトからリベートを受け取っているとされる国会議員や公共事業道路省の役人の名前を挙げました。

下院議長マーティン・ロムアルデスは、洪水対策プロジェクトからリベートを受け取ったというディスカヤ夫妻の主張を即座に否定しました。彼は「自力で成功した」ので、自分に属さないお金で腐敗することは許さないと強調しました。

「もし誰かが私の名前を利用して利益を得ようとするならば、それが政府内外の誰であれ、責任を問われるべきです。しかし、嘘や名前の利用によって評判を傷つけたり、国会への信頼を弱めたりすることは許されません」と議長は述べました。

「現時点では[告訴]は考慮されていないと思いますが、証拠を提示せずに洪水対策の問題に関連付けたディスカヤ夫妻を告訴すると言った下院の他のメンバーの意見は尊重します」とバーバーズ氏は述べました。

下院の公聴会で、パシフィコ・ディスカヤ氏は、妻のサラ・ディスカヤ氏との共同宣誓供述書で下院議長マーティン・ロムアルデスの名前を挙げたものの、議長との個人的な取引はなかったと主張しました。報告によれば、ロムアルデスの陣営は、これらの告発が「伝聞」に過ぎないと主張しています。

「今のところ、告発は伝聞に過ぎません。ディスカヤ氏自身が議長との直接の取引はなかったと述べています」とロムアルデスの広報担当者は述べました。

この問題にもかかわらず、複数の下院議員は、下院議長マーティン・ロムアルデスを引き続き支持することを表明しました。

【用語解説】
– バランガイ(地区):フィリピンの最小行政単位で、地域社会の基礎を成す組織。
– LGU(地方自治体):地方政府単位の総称で、地方行政を担う組織。
– フィリピン公共事業道路省:フィリピンのインフラ整備を担当する政府機関。


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