バス故障で通勤者を救ったGSIS職員の善行

政府機関の職員が、通勤途中にバスが故障した8人に「救助乗車」を提供しました。

レイン・アバロスさん

「その時は早朝で、私たちが乗っていたバスがPITX(パラニャーケ統合ターミナルエクスチェンジ)に向かう途中で故障しました」とアバロスさんは自動車専門誌「VISOR」に語りました。

「北行きのバスはすでに満席でしたが、彼はためらうことなく乗せてくれました。そしてその時、強い雨が降り始めていました」と彼は付け加えました。

「一番心温まるのは、彼が『私はGSISの者です、運賃は払わなくていいですよ』と言ってくれたことです。注意してください、私たちは8人全員を乗せてもらいました」とアバロスさんは続けました。

「政府には曲がった人が多い中で、あの方は知らない人を助ける準備ができているお父さんです。GSISの皆さん、彼に私たちがとても感謝していることを伝えてください。そして神の祝福がありますように。お父さん、万歳!」と彼は言いました。

アバロスさんは、彼らに乗車を提供してくれた無名のGSIS職員に感謝の意を表すために、VISORの協力も求めました。

「先週の月曜日、9月15日に私たちを仕事に送ってくれた三菱アドベンチャーのオーナー、ナンバープレートWNR 535に大きな感謝を伝える手助けをしてください」と彼は言いました。

「三菱アドベンチャー(とそのドライバー)はとても信頼できます!」とあるユーザーが言いました。

「すごい…万歳、サー!」と別のユーザーが叫びました。

「まだまだ善良なサマリア人がいます」と別のフィリピン人が言いました。

「彼は私の義父です。彼は本当に優しい人で、ためらわずに乗せてくれました。パパ、愛してます!もっと多くの人を助けて、いつも安全運転で、神の祝福がありますように」とフィリップ・スンガさんが言いました。

都市部では、特に人口が多く犯罪者やトラブルメーカーが多い地域では、ドライバーが見知らぬ人を助けることは通常ありません。

【用語解説】
– GSIS(Government Service Insurance System):フィリピンの政府職員向けの保険制度を提供する機関。
– PITX(Parañaque Integrated Terminal Exchange):マニラ首都圏の交通ハブで、バスやジープニーなどが発着するターミナル。
– 三菱アドベンチャー:フィリピンで人気のある三菱の多目的車。


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