ダバオのパオロ・ドゥテルテ議員、イロコス・ノルテのサンドロ・マルコス議員に対する非難を表明
ダバオ第1地区のパオロ・ドゥテルテ議員は、イロコス・ノルテのサンドロ・マルコス議員が新しい下院議長の選出に関与していると主張しました。
大統領のいとこであるレイテのマーティン・ロムアルデス議員は、下院議長を辞任しました。この決定は、彼に対する洪水制御に関する汚職の非難がある中で行われました。
ロムアルデス氏は、物議を醸した契約者であるパシフィコとサラ・ディスカヤが上院の公聴会で、政府の洪水制御契約から一部の政府高官や公共事業道路省(DPWH)の高官がリベートを受け取っていると主張した際に名前が挙がりました。
ディスカヤ夫妻によれば、当時の下院議長とアコ・ビコル党リストのザルディ・コー議員は、洪水制御プロジェクトから30%のリベートを受け取っているとされています。また、ケソン市のアルジョ・アタイデ議員、パシッグのローマン・ロムロ議員、マリキナのマーシー・テオドロ議員も同様にリベートを受け取っていると非難されました。
下院副議長のジェイ・コンフン氏によれば、マーティン・ロムアルデス氏の下院議長辞任の決断は、議会と国家のための犠牲であるとされています。彼は、ロムアルデス氏が非難を受ける中で長い間考え抜いた結果であると強調しました。
ロムアルデス氏の後任には、イサベラのファウスティノ・“ボジー”・ダイ議員が下院議長に就任しました。リーダーシップの交代の中で、ダバオ第1地区のパオロ・ドゥテルテ議員は、大統領の息子であるイロコス・ノルテのサンドロ・マルコス議員に対して非難を表明しました。大統領の長男である彼は現在、多数派リーダーを務めています。
インクワイアーの投稿によれば、ダバオのパオロ・ドゥテルテ議員は、イサベラのボジー・ダイ議員を新しい下院議長に選んだのは大統領の息子であるサンドロ・マルコス議員であると主張しました。彼は、マルコス氏とダイ氏が「パルティド・フェデラル」の党仲間であることを強調しました。
さらに、パオロ・ドゥテルテ議員は、この動きが「ただの隠蔽工作」であると主張しました。振り返れば、ダバオ市第1地区のドゥテルテ議員は、マーティン・ロムアルデス氏が第20回議会で再選される前の下院議長選挙の際に退席した一人でした。
「今、マーティン・ロムアルデスが交代し、ファウスティノ・“ボジー”・ダイ議員が議長に就任する。誰の選択だったのか?他でもないサンドロ・マルコス、パルティド・フェデラルの党仲間であり、大統領の息子自身だ。これは何か?ただの隠蔽工作だ」とドゥテルテ議員は述べました。
新しい下院議長はイサベラの政治家一族出身です。下院議長を辞任する際、マーティン・ロムアルデス氏は、降伏ではなく奉仕のために辞任すると述べました。
【用語解説】
– パルティド・フェデラル:フィリピンの政治団体の一つで、連邦主義を支持する政党。