イロイロ州ドゥマンガスで、8か月の赤ちゃんがトライシクル(※)とオートバイの衝突事故で悲劇的に亡くなりました。
2025年7月14日(月曜日)の朝、イロイロ州ドゥマンガスのバランガイ・スランガンで、トライシクルが突然道路に倒れたオートバイと衝突し、赤ちゃんの命が奪われるという悲惨な事故が発生しました。
事故が起きた時、赤ちゃんは叔父に抱かれてトライシクルに乗っていました。CCTV映像には、オートバイが突然滑って倒れ、反対方向から来たトライシクルに直接衝突する様子が映っていました。
衝撃でトライシクルが横転し、乗客が道路に投げ出されました。オートバイの運転手もバイクから投げ出されましたが、すぐに立ち上がり、赤ちゃんを含むトライシクルの乗客を助けに駆け寄りました。
残念ながら、赤ちゃんは衝突の際に叔父の腕から滑り落ち、地面に落ちてしまいました。彼は病院に急送されましたが、重傷のため到着時に死亡が確認されました。
トライシクルの他の乗客や運転手も軽傷を負い、治療を受けました。オートバイの運転手はわずか15歳であることが判明し、医療処置を受けた後、未成年であるため、適切な対応を求めて市社会福祉開発局(MSWDO)に引き渡されました。
警察は現在、赤ちゃんの家族と話し合い、若いオートバイ運転手に対してどのような法的措置を取るかを決定するための協議を行っています。この事件は、未成年者が公道を運転することの問題や、すべての道路利用者の安全の重要性についての懸念を呼び起こしています。
一般市民には、交通ルールを守り、資格があり法定年齢に達した者のみが運転することを徹底するよう求められています。
ソーシャルメディアユーザーたちは、この事件に対する反応を示しました。
【用語解説】
– トライシクル(※): フィリピンで一般的な三輪タクシーのこと。