女優のマリス・ラカルさんが、誕生日の投稿で洪水対策に関する論争に言及し、注目を集めました。
「今日は私の誕生日です。私の願いはただ一つ、DPWHです。『Pwede ang Walang Hustisya』」
写真はリー・モラーレさんが撮影しました。
DPWHの本当の意味は「公共事業道路省」です。
一方で、彼女の誕生日の願いはフィリピン人の間で様々な反応を引き起こし、多くの人が同意しています。
「よく言ったね、エネン!お誕生日おめでとう」とあるソーシャルメディアユーザーが書きました。
「お誕生日おめでとう、マリス。私も同じ願いです」と別のフィリピン人が言いました。
「お誕生日おめでとう。あなたの誕生日の願いとカラ・デイビッドさんの願いが叶いますように」と別のユーザーが書きました。
同じ願いを持つもう一人の人物は、放送ジャーナリストのカラ・デイビッドさんで、以前彼女の誕生日の願いはフィリピンの「腐敗した」人々が「死ぬ」ことだと述べていました。
マリスさんは、9月21日に行われた反腐敗集会に参加したセレブの一人であり、政府関係者や請負業者が関与する洪水対策の混乱について責任を求めました。
彼女はリサール公園で、公共の役人に人々に奉仕するよう促す掛け声をリードしました。
抗議中、彼女は「LAHAT NG KORAP, DAPAT MANAGOT!(すべての腐敗者は責任を取るべきだ!)」と書かれた看板を持っている姿も見られました。
この集会は、特に腐敗や管理不行き届きの疑いがある洪水対策プロジェクトを非難する、政府のインフラプロジェクトにおける腐敗を糾弾する広範な運動の一環でした。
DPWHの元職員や一部の請負業者は、汚職計画への関与が疑われて調査されています。これらの疑惑には、キックバックの受け取り、低品質の建設作業、「幽霊」プロジェクト(完成と報告されたが未完成または建設されていないもの)、疑わしい履歴を持つ請負業者が入札を続けていることが含まれています。
この問題は、フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領が第4回国情演説でこの問題を強調し、洪水対策インフラに関連する腐敗について警告したことで全国的に注目されました。
【用語解説】
– DPWH(公共事業道路省): フィリピンの公共事業や道路の管理を担当する政府機関。
– フェルディナンド・マルコス・ジュニア: フィリピンの大統領。
– リサール公園: マニラにある歴史的な公園で、フィリピンの国民的英雄ホセ・リサールにちなんで名付けられた。