麻薬取引で3人逮捕されました

マニラ、フィリピン — 2人の女性を含む3人が、マニラとマリキナで行われたバイバストオペレーション(※)で当局に逮捕されました。

マニラでは、カビテ州シラン出身の38歳の「リズ」と、マニラ市マラテ出身の28歳の「レオ」が、午前4時30分頃にキリノ通りで逮捕されました。

マニラ警察地区(MPD)のマラテ警察署9(PS-9)の報告によれば、「リズ」が違法な活動を行っているという情報を受け、彼女をターゲットにしたオペレーションが行われました。容疑者からは、約25グラムの疑わしいシャブ(※)が押収され、その価値は約17万ペソと見積もられ、バイバストマネー(※)も押収されました。

一方、マリキナ市で行われたバイバストオペレーションでは、「ルナ」と呼ばれる容疑者から、2百万ペソ以上の価値があるとされる疑わしいマリファナが押収されました。

イースタン警察地区(EPD)の報告によれば、容疑者はマリキナ市警察のステーション麻薬取締ユニット(SDEU)のメンバーによって、マリキナ市ナンカ地区で午前3時45分頃に行われたバイバストオペレーションで逮捕されました。

容疑者からは、約18,100グラムの疑わしい乾燥マリファナの葉と果実のトップが押収され、その標準薬物価格は約217万2千ペソと見積もられ、バイバストマネーも押収されました。

容疑者たちはすでに拘留されており、2002年包括的危険薬物法(Republic Act 9165)違反の罪に問われることになります。

【用語解説】
– バイバストオペレーション(Buybust operation): 麻薬取引の摘発を目的としたおとり捜査。
– シャブ(Shabu): メタンフェタミンのフィリピンでの俗称。
– バイバストマネー(Buy-bust money): おとり捜査で使用される現金。