セブ地震で子どもたちが机の下に避難

子供たちが机の下に隠れる、セブのコンピューターショップで地震発生

フィリピンのゲームカフェで致命的な地震が発生した際、子供たちは机の下に隠れました。

CCTVの映像には、セブ市で地震が発生した際にコンピューターゲームをしていた若者たちが、店に入ってきた近所の人と共に安全のために机の下に身を隠す様子が映っていました。

パニックに陥ったグループは、激しい揺れが続く中で頭を覆い、祈っているように見えました。9月30日には一時的に照明がちらつく様子も見られました。

フィリピン火山地震研究所によれば、地震は現地時間の午後9時59分にセブ州で発生し、深さは5キロメートル(3マイル)でした。

当局は少なくとも72人が死亡し、約300人が負傷したと報告しており、救助隊が倒壊した建物に到達するにつれて、この数字は増加する可能性があると述べています。

地震は広範囲にわたる停電を引き起こし、政府のホールや100年以上の歴史を持つ教会を含む建物を倒壊させました。

「私はすでに国家機関や大統領府と連絡を取り、増援を要請しています」とセブ州知事のパメラ・バリクアトロ氏は述べました。

フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領と閣僚たちは、負傷した住民が治療を受けている病院や、強力な地震で被害を受けた教会を含むセブの被災地を訪問しました。

ブリーフィングでは、彼はボゴ市に「テントシティ」を設置するよう命じました。これは地震で避難を余儀なくされた住民のための一時的な避難所として機能する予定です。テントシティでは、避難者に食料、水、電気などの基本的なサービスが提供される予定です。

マグニチュード6.9の地震により、数千人が避難を余儀なくされています。

セブは人気のある観光地であり、国のビサヤ地域における主要な経済拠点です。

フィリピンは7,000以上の島々からなる群島で、地球上の火山噴火と地震の大部分が発生する「環太平洋火山帯」に位置しています。

【用語解説】

– フィリピン火山地震研究所(Phivolcs):フィリピンの火山活動や地震を監視する政府機関。
– バランガイ(地区):フィリピンの最小の行政区画で、町や市の下位に位置する。
– ビサヤ地域:フィリピン中部に位置する地域で、複数の島々から構成される。


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