薬物取引で若者が親子に殺害される

マニラ、フィリピン発 — 25歳の男性が、違法薬物の取引に関与しているとされる親子によって一昨日の昼、ケソン市のバランガイ・ホーリースピリットで射殺されました。

被害者のフアン・ミゲル・レオナ、通称「ミグミグ」はその場で死亡し、容疑者であるエルマー・マデラ(45歳)とその息子ジェイマー(22歳)は現在捜索中です。

ケソン市警察地区・犯罪捜査部(QCPD-CIDU)の調査によれば、事件は火曜日の午後12時30分頃、ケソン市バランガイ・ホーリースピリットのリパブリック・アベニューにあるゼロウェイスト・コンパウンド内で発生しました。

PSSgアレクシス・メイス・フラド氏の調査によると、目撃者がエルマーが被害者を追いかけ、追いつくとすぐに発砲したと証言しています。

被害者は負傷しながらも逃げてゼロウェイスト・コンパウンドに入ったものの、エルマーによってさらに発砲されました。

目撃者である通称「ディンド」氏は、エルマーの息子ジェイマーと出会い、バイクをエリア3まで押すのを手伝ってほしいと頼まれたと述べています。ジェイマーは鍵をなくしたと主張していました。

「ディンド」氏はジェイマーを手伝いましたが、そのバイクは実は被害者の所有物であることが後に判明しました。

犯罪現場からはジャガー口径.38リボルバー1丁、弾丸の空薬莢2つ、そしてシャブ(※)が入ったプラスチック製の小袋4つが押収されました。

調査解決自動検証(ISAV)システムによると、被害者のミグミグは窃盗と違法薬物に関する事件を抱えており、親子は2002年包括的危険薬物法(RA 9165)に違反した事件を抱えていることが判明しました。

【用語解説】
– シャブ(※):フィリピンで広く使用されているメタンフェタミン系の違法薬物。