PAGASAが月曜日(2025年10月6日)の最新の天気予報を発表
PAGASAの最新情報によりますと、ITCZ(熱帯収束帯)と強い熱帯暴風雨ハロンが国内の一部地域に雨をもたらすと報告されています。
2025年10月6日(月曜日)、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は国内の最新の天気予報を発表しました。ITCZと強い熱帯暴風雨ハロンが国内の天候に影響を与える見込みです。
PAGASAの気象専門家ダニエル・ビラミル氏は、南部ミンダナオに影響を与える熱帯収束帯が一部地域に雨をもたらすと報告しました。
ITCZは、ザンボアンガ半島とBARMM(バンサモロ自治地域)に曇り空と散発的な雨や雷雨をもたらすでしょう。
「ビラミル氏は述べました。
局地的な雷雨は、メトロマニラと国内の他の地域に部分的に曇りから曇り空、そして孤立した雨や雷雨をもたらすでしょう。
「部分的に曇りから曇り空であることは、必ずしも雨が降らないことを意味しません。通常の午後遅くから夕方にかけての雨や雷雨が発生する可能性があります」
とビラミル氏は述べました。
一方、フィリピン領域外にある強い熱帯暴風雨ハロンが監視されています。最後に確認された位置は、極北ルソンの東北東2,105キロメートルです。
ハロンは、最大持続風速100キロメートル毎時、最大瞬間風速125キロメートル毎時の強さを持っています。
と彼は説明しました。
気象局は、影響を受ける地域の住民に対し、中程度から時折激しい雨による鉄砲水や地滑りの可能性に備えて予防措置を講じるよう勧告しています。
国内の沿岸水域の状況は、PAGASAによると、わずかから中程度の状態になるでしょう。
【用語解説】
1. ITCZ(熱帯収束帯) – 赤道付近で北半球と南半球の貿易風がぶつかる地域で、しばしば雨や雷雨をもたらします。
2. BARMM(バンサモロ自治地域) – フィリピン南部に位置する自治地域で、イスラム教徒が多く住む地域です。
3. PAGASA – フィリピン大気地球物理天文局の略称で、フィリピンの気象予報を担当する機関です。