ダバオ・オリエンタルで発生した連続地震により、死亡者数が8人に達したと、土曜日、10月11日に市民防衛局(OCD)のベルナルド・ラファエリト・アレハンドロ補佐官が発表しました。
報告によれば、死亡者のうち3人はダバオ・オリエンタルから、4人はダバオ・デ・オロから、1人はダバオ市からであり、現在、これらの情報は検証と確認が行われています。
一方、アレハンドロ氏は、ダバオ・オリエンタルのマナイが地震で最も被害を受けた地域であると述べました。ここでは、最も多くの住民が影響を受け、ダバオ・オリエンタル州立病院を含むインフラが損壊しました。
ダバオ・オリエンタルのマティでは、病院が患者の数に対応しきれず、多くの患者が外で受け入れられています。また、ダバオ・デ・オロのパンツカンでは多くの地すべりが報告されています。
全体で、276のバランガイ(地区)が影響を受け、122,735世帯、約478,000人が被害を受けました。リージョン11全体では約267,000人が影響を受け、カラガ地域では210,272人に達しています。
現在、18の避難所が開設されており、2,526世帯がそこに避難しています。被災した住民への救援活動も続けられています。
【用語解説】
– バランガイ: フィリピンの最小行政単位で、日本の町内会に相当します。
– リージョン11: フィリピンの行政区画の一つで、ダバオ地方を指します。
– カラガ地域: フィリピンの行政区画の一つで、ミンダナオ島北東部に位置します。