マニラのファストフード店で偽客がバッグ盗難

マニラのファストフードチェーンで、客を装った男が女性のバッグを盗むという窃盗事件が発生しました。

2025年10月4日の午後5時30分頃、被害者のサイリーン・バトヒノグさんとその仲間たちが食事をしている際に事件が起こりました。彼女たちは、バッグを子供の横に置き、安全だと思っていました。なぜなら、彼らは食事エリアの隅に座っていたからです。しかし、彼女は瞬く間にバッグがなくなっていることに気づきました。

「食事をしている間、バッグを子供の横に置きました。だから、安全だと思っていました。食事エリアの一番隅にいたので。ですが、ほんの一瞬でバッグがなくなっていることに気づきました」とサイリーンさんは語りました。

CCTVの映像には、容疑者が数秒でバッグを取り、冷静に立ち去る様子が映っていました。盗まれたバッグには、約55,000ペソ相当の携帯電話2台、財布2つ、ATMカード、ID、現金約5,000ペソが入っていました。

「どうか少しでも希望を与えてください。100パーセント取り戻せなくても、少しでも助けていただき、正義を得られるようにしてください」と被害者は訴えました。

バトヒノグさんはすぐに警察に事件を報告し、容疑者の特定と所在確認のための捜査が進行中です。

サイリーンさんは、容疑者が捕まることを期待しており、彼女の話が他の人々に警戒心を高めるきっかけになることを願っています。バッグを近くに置くことや、無人のままにしないことなど、簡単な注意が同様の事件を防ぐ助けになると考えています。

【用語解説】
– サリシギャング:フィリピンで活動する窃盗団の一種で、主に人混みの中で素早く物を盗む手口を使う。


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