コブラに噛まれ女性死亡

IBAAN, バタンガス州、フィリピン — 一昨日、こちらの町のバランガイ・タライボンで、58歳の女性が畑でコブラに噛まれて亡くなりました。

家族によると、被害者のルビー・ソリアーノさんは稲を干している最中に足をコブラに噛まれたとのことです。

被害者はめまいを感じたため、すぐに病院に運ばれましたが、毒が体内に速やかに回ったため命を落としました。

コブラは素早く草むらの方へ逃げ込んだため、捕まえることはできませんでした。

熱帯医学研究所(RITM)の研究によると、バタンガス州はCALABARZON地域の中で、蛇に噛まれるケースが多い地域の一つです。

この研究はRITMに入院した患者を対象にしており、そのうち13.9%がバタンガス州から来ていることが判明しました。

さらに、研究によれば、被害者の多くは稲作農家であり、蛇に噛まれるのは主に日中で、足を噛まれることが多いとされています。

【用語解説】

– バランガイ(※):フィリピンの最小行政区画で、日本の町内会に相当する。
– CALABARZON(※):フィリピンの地方行政区画で、カヴィテ、ラグナ、バタンガス、リサール、ケソンの各州から成る。