教会での悲劇、夫が容疑者として追われる

警察は、10月24日にセブ州リロアンのサン・フェルナンド・エル・レイ教区内で殺害された女性を特定し、この犯罪に関与したとされる夫を追跡しています。

警察によると、被害者はエステラ・リガライさん(44歳)で、カモテスのアデラ地区に住んでおり、ネグロス・オクシデンタル州トボソ出身です。

主な容疑者として、夫のロニー・リガライさん(40歳)が挙げられています。彼は精神疾患の記録があり、過去に女性と子供に対する暴力(VAWC)法の下で訴えられたことがあります。

捜査によれば、被害者は10月24日午前9時30分頃に教会内で死亡しているのが発見され、殴打と絞殺の跡がありました。

警察は、ロニーさんが再び投獄されることを恐れて妻を殺害したと疑っています。

CCTV映像には、容疑者がヤティ地区に向かって逃走し、その後コンソラシオン、セブにいる様子が映っていました。

容疑者に対する緊急追跡作戦が続いています。

一方、セブ大司教区は「重大な冒涜行為」に対応するために教会を一時閉鎖し、場所の神聖さを取り戻すための償いのための悔悛の儀式が行われるまで閉鎖を続けると発表しました。

【用語解説】
– バランガイ(地区):フィリピンの最小の行政単位で、村や町内会に相当します。
– VAWC法:女性と子供に対する暴力を防止し、罰するためのフィリピンの法律です。


オリジナルサイトで読む