イロイロ州パッシ市ジャグイミタン地区で、10月25日土曜日の夜に発生した刺傷事件で、1人が死亡し、1人が負傷いたしました。
死亡したのは「マイク」という仮名で呼ばれる成人の男性で、負傷したのは48歳の農夫であるビコさんで、どちらも同地区の住民でございます。
パッシ市警察の広報担当であるマリア・ロサリオ・ミランダ警察キャプテンによりますと、調査の結果、被害者たちは友人であるライアン容疑者と一緒に酒を飲んでいたとのことです。
ミランダ氏はさらに、飲酒後に彼らはダンスパーティーに行く予定であったが、友人のロデンさんがライアン容疑者がナイフを持っているのに気づき、店に置いてくるように忠告したことが、容疑者の機嫌を損ねたと考えられると述べました。
容疑者は忠告に従わず、怒りを露わにしてロデンさんを刺そうとしましたが、ロデンさんはこれを避けたため、容疑者は代わりにビコさんの手を刺し、マイクさんの背中を刃物で刺しました。
容疑者はその場から逃走しましたが、警察によって迅速に逮捕され、警察署に連行されました。
被害者の2人は病院に搬送されましたが、マイクさんは背中の深い傷が原因で命を落としました。
【用語解説】
– バランガイ(地区):フィリピンの最小行政単位で、村や町内会に相当します。