カトリック教育の守護聖人にニューマンを任命

教皇レオ14世、聖ジョン・ヘンリー・ニューマンをカトリック教育の守護聖人に指名へ

聖ジョン・ヘンリー・ニューマンは、11月1日の諸聖人の祝日であるユビレーの閉会ミサにおいて、教会の第38代教会博士としても宣言される予定です。

文化教育省の長官であるジョゼ・トレンティーノ・デ・メンドンサ枢機卿は、10月22日の記者会見でこの指名を発表しました。

デ・メンドンサ枢機卿によれば、ニューマンは「卓越した教育者であり、教育哲学における大きなインスピレーション」です。

教皇はまた、10月28日に『Gravissimum Educationis』の60周年を記念する文書を発表する予定です。

レオの文書は、「宣言の現代性と、特にカトリックの学校や大学が今日直面しなければならない課題について考察する」ものになると、デ・メンドンサ枢機卿は述べています。

枢機卿によれば、『Gravissimum Educationis』は「現代の教育観に強い影響を与える基本的な文書」であり、「教会内外で基本的な役割を果たし、認識されるべきもの」です。

また、第二バチカン公会議の宣言は、教育の普遍的な権利を再確認するだけでなく、「学校について話す際の言語、つまり、機関ではなく教育コミュニティとしての心構えにおける重要な変化」を示しました。

「この文書が受け入れられて以来、作品やカリスマの星座が生まれました…21世紀を越え、最も差し迫った課題に応えることができる精神的かつ教育的な遺産です」と教皇は文書の中で述べています。

「この遺産は固定されたものではなく、道を指し続けるコンパスです」とレオは言います。「今日の期待は、教会が60年前に直面したものよりも少ないものではありません。むしろ、それらは拡大し、より複雑になっています。…歴史は新たな緊急性をもって私たちに挑んでいます。急速かつ深い変化が、子供たち、青少年、若者たちを前例のない脆弱性にさらしています。保存するだけでは不十分です。再出発しなければなりません。」

「私はすべての教育機関に、新しい世代の心に語りかける季節を開幕し、知識と意味、能力と責任、信仰と生活を再構成することを求めます。」

【用語解説】

– Gravissimum Educationis: 第二バチカン公会議のキリスト教教育に関する宣言。
– 教会博士: 教会によって特に重要な教義や教えを持つと認められた聖人。
– ユビレー: カトリック教会における特別な祝祭年。


オリジナルサイトで読む