アジアン・フォーラム・オン・エンタープライズ・フォー・ソサエティ2025が開幕:バン・キムン氏がレジリエントな未来について基調講演者の一人に
アジアン・インスティテュート・オブ・マネジメント(AIM)は、本日11月11日、マカティ・シャングリラでアジアン・フォーラム・オン・エンタープライズ・フォー・ソサエティ(AFES)2025を開催し、明日11月12日も続きます。
基調講演者として二人が登壇します。元国連事務総長のバン・キムン氏は、パリ協定と持続可能な開発目標の推進におけるリーダーシップで広く認識されています。アヤラ・コーポレーションの会長であるハイメ・アウグスト・ゾベル・デ・アヤラ氏は、アジアにおける持続可能性を重視した企業変革の先駆者として知られています。彼らは、現在の緊急課題に対処するための国際外交と民間企業の融合を象徴しています。
テーマ「混乱を乗り越える:レジリエントな未来に向けた企業の優先事項」に基づき、自然に根ざした気候解決策、人工知能の倫理的統合、多様性と包括性の必要性、次世代をレジリエントに育てるための教育の役割について議論が行われます。フォーラムでは、地域社会を力づけるためのマイクロ起業家精神と包括的金融の可能性も探求し、最終セッションでは、利益と社会的責任のバランスを取るための協力的な取り組みを維持しながら、グローバルサプライチェーンを強化する方法を検討します。
AIMにとって、50年以上にわたりアジアのリーダーを育成してきたことは、単なる経営教育を超えた使命を反映しています。同研究所は、特に変動性と活力に満ちた地域において、企業が経済成長だけでなく社会進歩の原動力にもなり得ると主張しています。
【用語解説】
– アヤラ・コーポレーション:フィリピン最大手のコングロマリット企業で、さまざまな産業にわたる事業を展開しています。
– アジアン・インスティテュート・オブ・マネジメント(AIM):フィリピンにあるビジネススクールで、アジア地域のリーダーを育成することを目的としています。
– バン・キムン:元国連事務総長で、国際的な気候変動対策や持続可能な開発におけるリーダーシップで知られています。
