フィリピンのファッションデザイナー、ベンジ・レギアブ4世は、ミス・ユニバース2025のパレスチナ代表ナディーン・アユーブのイブニングガウンをデザインしたことで知られていますが、フィリピン代表のアティサ・マナロのフィッティングを手伝う姿が舞台裏で目撃されました。
ミス・ユニバース2025の予選での出来事で、偶然の出会いと表現されました。
「彼女のガウンはとてもエレガントで、たまたま舞台裏にいて、コルセットのジッパーを閉めるのを手伝いました。閉めるのが難しかったので、靴まで手伝いました」と彼は述べました。
「そして、マック・トゥマングさん、おめでとうございます。素晴らしいガウンです!」とベンジは、同僚デザイナーのアカウントにタグを付けて言いました。
ベンジは、ナディーンのために、ガラスとスワロフスキークリスタルで完全にビーズが施された黄色のイブニングガウンをデザインし、流れるようなケープを付けました。
「希望、平和、自由の夜明け」とデザイナーは述べました。
一方、アティサのイブニングガウンは、複雑な金のビーズ細工が施されたミッドナイトブルーの衣装でした。
マック・トゥマングは、このガウンを「ピンクタダ」と名付け、「海の深みから生まれたガウン」と説明しました。
ベンジの他にも、ミス・ユニバース2025に関わるフィリピンのファッションデザイナーとして、他の候補者のために2つの民族衣装を制作したパトリック・イソレナがいます。
アティサは、フィリピンにとって5つ目のミス・ユニバースの王冠を目指しており、戴冠式は11月21日金曜日にタイで予定されています。
【用語解説】
– スワロフスキークリスタル: 高品質のカットガラス製品で知られるオーストリアのブランド。
– ピンクタダ: 真珠を生産する貝の一種で、ガウンの名前として使用されています。
– コルセット: 胴体を締め付けて形を整えるための下着。