聖カルロ・アクティスの心膜の聖遺物がフィリピンに到着します。11月27日木曜日から、16の教区を巡る18日間の巡礼が行われます。
アッシジ教区のアンソニー・フィゲレード師は、この聖遺物の国際的な旅を監督しており、その目的は若者たちにインスピレーションを与え、信仰を深めることです。
「若者の皆さん、聖カルロ・アクティスの聖遺物を崇敬するためにぜひお越しください」とフィゲレード師は、アクティスの墓がある放棄の聖域で録画されたビデオメッセージで述べました。
彼は、2025年9月に列聖された若いイタリア人の言葉を思い出しました。「明日を待ち望むことを愛することは、今日の最良の実を捧げることです。」
「これが、聖カルロ・アクティスからの招待です。彼の心膜の聖遺物と共に巡礼を始めるにあたって」とフィゲレード師は付け加えました。「フィリピンの皆さん、私たちのために祈ってください。この巡礼のために祈ってください。」
11月28日から12月15日までの聖遺物ツアーは、地元の司教たちと、教会の最初のミレニアル世代の聖人への信仰を広めるグループである「聖カルロ・アクティスの友 – フィリピン(FSCAPh)」と共に組織されています。
マロロスのデニス・ビジャロホ司教は、FSCAPhの司教推進者として、信者たちに聖遺物の歓迎に参加するよう呼びかけました。
「私たちの教区が聖アクティスの聖遺物の訪問の一部となることは大きな祝福です」とビジャロホ司教は述べました。
聖遺物は、ルソン島の少なくとも30の教会を訪れる予定で、12月5日にはマニラのピウス12世カトリックセンターで開催されるカトリックソーシャルメディアサミットにも訪れます。
【用語解説】
– 聖カルロ・アクティス:2000年生まれのイタリア人で、若くして列聖されたカトリック教会の聖人。インターネットを活用して信仰を広めたことで知られる。
– 心膜:心臓を包む膜で、心臓の保護や潤滑の役割を果たす。
– 巡礼:宗教的な目的で聖地を訪れること。
