マニラ、フィリピン発 — フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は昨日、南西モンスーンまたはハバガット(※)の影響で、ルソン島の一部地域で火曜日まで強い雨が続くと発表しました。
昨日発表された勧告では、PAGASAはハバガット(※)による洪水や地滑りの可能性に対して、一般の方々に注意を呼びかけています。
日曜日(7月20日)には、パンガシナン、ザンバレス、バタアン、カヴィテ、バタンガス、オクシデンタル・ミンドロの各州で100-200ミリメートルの降雨が観測され、メトロ・マニラ、イロコス・ノルテ、イロコス・スル、ラ・ウニオン、ベンゲット、タルラック、パンパンガ、ブラカン、ラグナ、リサール、オリエンタル・ミンドロでは50-100ミリメートルの降雨がありました。
月曜日には、ザンバレス、バタアン、オクシデンタル・ミンドロで100-200ミリメートルの降雨が予想され、メトロ・マニラ、パンガシナン、タルラック、パンパンガ、ブラカン、カヴィテ、バタンガスでは50-100ミリメートルの降雨が予想されています。
一方、火曜日にはメトロ・マニラ、パンガシナン、ザンバレス、バタアン、カヴィテ、バタンガス、オクシデンタル・ミンドロで50-100ミリメートルの降雨が予想されています。
気象局は、特に山岳地帯や他の高地でより強い降雨が予想されるため、地滑りに対する注意が必要であると述べています。
現在、PAGASAによると、メトロ・マニラ、ザンバレス、バタアン、タルラック、パンパンガ、ブラカン、リサール、西部ラグナ、カヴィテ、西部バタンガス、オクシデンタル・ミンドロ、アンティーケ、北西部アクラン、中央および南西部イロイロ、ギマラスにおいて、強い降雨の警戒を示すイエローアラートが発令されています。
【用語解説】
– ハバガット(Habagat): フィリピンでの南西モンスーンを指す言葉で、特に雨季において強い降雨をもたらすことが多い。