マニラ、フィリピン発 — ハバガット(※)による絶え間ない降雨の影響で、メトロマニラはまるで「ウォーターワールド」のように水没し、政府機関での授業や業務の休止をもたらしました。
昨日午前10時27分頃、メトロポリタン・マニラ・ディベロップメント・オーソリティ(MMDA)のアドバイザリーによれば、マカティ市のマガリアネス、パソンタモ、EDSAチノロセスNB、EDSAアヤラSB手前、マンダルヨンのボニアベニュー、EDSAショーブールバードアンダーパス、マニラのエスパーニャブルバード-アンティポロ、タフトアベニューのパドレファウラ交差点、アパシブルからエスコダまでのタフトアベニュー、ロハスブルバード-P.オカンポ交差点とサービスロード、キリノグアゾンのロハスブルバード-UN交差点とサービスロード、JASタユマンで洪水が記録されました。
また、パサイのアンドリューズアベニュー-トラモとロハスEDSAヘリテージサービスロード、パラニャーケ市のMIAコースタル交差点、ケソン市のEDSA P.トゥアゾン・トンネルNB/SB、EDSAバリントワックNB/SB、EDSAダリオブリッジNBアラネタビクトリーアベニューNB/SB、E.ロドリゲス-アラネタも通行不能でした。
マリキナ川では、7月21日月曜日の午後12時25分に水位が15メートルに達し、第一警報が発令されました。水位が16メートルに達すると、川や低地に近い住民に避難所への移動が通知され、18メートルに達すると第三警報が発令され、強制避難が必要になります。
また、ケソン市のラメサダムが76.6メートルに達し、80.1メートルに近づいていることも懸念されています。これは、月曜日午前10時にPAGASAが発表した最新情報です。
【用語解説】
– ハバガット(Habagat): フィリピンにおける南西モンスーンのこと。主に雨季に多くの降雨をもたらす気象現象です。