PAGASA最新情報 – 国家気象局は、台風エモン(※)とハバガット(※)が国内の一部地域に雨をもたらすと報告しました。
2025年7月24日(木)、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は国内の最新の天気情報を発表しました。台風エモンと南西モンスーンが国内の天候に影響を与える見込みです。
PAGASAによると、台風エモンはイロコス・スル州シナイトの西南西265キロメートルの地点で観測され、最大持続風速は時速85キロメートル、最大瞬間風速は時速105キロメートルに達しています。
「予想進路では、エモンは本日午後にパンガシナン州に接近し、今夜または明日早朝にイロコス地方に上陸する可能性があります」とPAGASAは述べています。
「北ルソンを横断した後、エモンの中心はルソン海峡に再び現れ、バブヤン諸島に接近する可能性があります」と付け加えました。
以下の地域に台風風速信号(TCWS)第3号が発令されました:
TCWS第2号:
TCWS第1号:
エモンは南西モンスーンを強化し、バターン州とオクシデンタル・ミンドロ州に激しい豪雨をもたらす見込みです。
気象庁は、影響を受ける地域の住民に対し、深刻な洪水や地滑りに備えて予防措置を講じるよう勧告しています。
「特に都市化された地域、低地、または川の近くでは、多数の洪水が発生する可能性があります。地滑りは中程度から高い感受性の地域で発生する可能性があります」とPAGASAは述べています。
一方、ダンテ(※)は、PAGASAによると、バタネス州イトバヤットの東北東790キロメートルの地点で観測され、時速15キロメートルで北北西に移動しています。
【用語解説】
– エモン(Emong):フィリピンで発生した台風の名前。
– ハバガット(Habagat):フィリピンでの南西モンスーンの呼称。
– ダンテ(Dante):フィリピンで発生した熱帯低気圧の名前。