マニラ、フィリピン発 — フィリピン消防局(BFP)は、台風「ダンテ」と「エモン」によって強化されたハバガット(※)の影響を受けた家族を支援するため、37,105人の消防士を全国に派遣しました。
BFPの作戦局によると、この人数には31,435人の消防車クルー、2,649人の特別救助隊、3,605人の緊急医療サービスの対応者が含まれています。
消防局長のヘスス・フェルナンデス氏は、すべての部隊がフルアラート状態(コードレッド)にあり、現場の職員には、通常の火災安全監視活動に加えて、救助活動と緊急医療サービスに集中するよう指示されていると述べました。
BFPは、ハバガット(※)で被災した家族の救助と支援を優先するため、すべての非必須業務を一時的に中止しました。
合計5,476台の消防車、91台の救助車両、361台の救急車が待機しているとのことです。
また、BFPは水の配給、道路の清掃支援、救援物資の包装と配達、その他の人道的活動も行っています。
【用語解説】
– ハバガット(Habagat): フィリピンにおける南西モンスーンのこと。特に雨季に多くの雨をもたらす気象現象を指します。