マニラ、フィリピン発 — 水曜日の午後、グイマラス州ブエナビスタのサンニコラス地区で、死んだカエルを取ろうとしたことが原因で、兄弟が共に命を落とす事故が発生しました。弟が深い井戸に誤って落ち、兄が救おうとした際の出来事です。
犠牲者は「トム」(15歳)と「ダグル」(26歳)とされ、井戸から引き上げられた後、病院で死亡が確認されました。
グイマラス警察の報告によれば、事故は午後2時に発生しました。兄弟と他の2人の男性は、54メートルの深さの井戸の所有者に雇われ、死んだカエルを取り出す作業をしていました。
調査によると、トムが木の棒でカエルを取ろうとしていた際、地面が濡れていたため誤って滑り、井戸に落ちてしまいました。
兄のダグルはトムを救おうと井戸に降りましたが、呼吸が困難になりました。
他の男性たちは兄弟にロープを投げて引き上げようとしましたが、兄弟は息が続かず意識を失いました。
救助隊が井戸から兄弟を引き上げ、すぐに病院に搬送しましたが、命を救うことはできませんでした。
【用語解説】
– ブエナビスタ: フィリピンのグイマラス州にある町。
– グイマラス: フィリピンのビサヤ諸島に位置する州。