1万6千人の警官がマルコス大統領の演説に配置されます

マニラ、フィリピン — ナショナル・キャピタル・リージョン警察署(NCRPO)は、フェルディナンド「ボンボン」マルコス・ジュニア大統領がケソン市のバタサン・パンバンサで行う国情演説(SONA)の安全と平和を確保するため、16,000人の警察官を配備します。演説は月曜日(7月28日)に予定されています。

NCRPOのスポークスパーソンであるヘイゼル・アシロ少佐によると、当初の12,000人から増員し、歴史的な行事を守るために16,000人の警察官が配置されることになりました。

この中には、支援部隊からの3,707人の警察官と、他の政府機関からの増援部隊3,320人が含まれており、最高指導者の演説の安全を維持するために協力します。

「過剰な対応ではありませんが、NCRPOはより準備を整えることを選びました」と公式は述べ、常に準備を整えることの重要性を強調しました。一方、抗議活動に対しては最大限の寛容を持って対応する方針です。

また、抗議活動を行うための指定された場所があり、月曜日の午後に予定されているSONAの会場であるバタサン・パンバンサに行進して近づくことは禁止されています。

一方、フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領の国情演説(SONA)が行われる月曜日、7月28日には、すべての公立および私立学校の学生の授業が中止されます。

この授業の中止は、ケソン市のジョイ・ベルモンテ市長が署名し発表した2025年シリーズの行政命令第10号に基づいています。

「授業の中止は、フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領の国情演説を皆が聞くことを奨励し、交通渋滞に巻き込まれることを避けるためのものです」とケソン市地方自治体(QC LGU)は述べています。

【用語解説】

– SONA(ソナ): State of the Nation Addressの略で、フィリピン大統領が国の現状について国民に報告する演説。
– NCRPO(エヌシーアールピーオー): National Capital Region Police Officeの略で、フィリピンの首都圏警察署。
– QC LGU(キューシー・エルジーユー): Quezon City Local Government Unitの略で、ケソン市地方自治体。