バックホーがトラックから落下、助手が挟まれ死亡

マニラ、フィリピン発 — セブ市サパンダク地区(Brgy. Sapangdaku, Cebu City)で、転倒したバックホーによりトラックの助手が事故で亡くなるという報告が昨日ありました。

被害者は、セブ州ナガ市(Naga City, Cebu)の住民であるマーク・ヴィンセント・ラタヤドさんと確認されています。

セブ市警察の報告によると、この悲劇は金曜日に発生し、被害者とその仲間が作業中であったとのことです。

調査によれば、被害者はキランテ建設会社(Quirante Construction Corporation)の3人の作業員の一人で、バックホーを10輪トラックに積み込もうとしていました。このトラックは市内のパムタン地区(Brgy. Pamutan)に運ぶ予定でした。

作業員たちはバックホーを鎖で固定しましたが、45歳のジルベルト・フローレスさんが運転するトラックが移動中に、その鎖が偶然にも切れてしまい、バックホーが傾きました。

その結果、バックホーは反対側に倒れ、トラックも傾いてバックホーが落下し、被害者が引きずられて重機に押しつぶされる形で道路脇に落ちました。

【用語解説】

– Brgy.: 「Barangay(バランガイ)」の略で、フィリピンの最小行政単位を指します。日本の「町内会」や「地区」に相当します。
– Backhoe: 土木工事などで使用される重機の一種で、ショベルとアームを持つ掘削機です。