PNPとMMDA、SONAに向け準備完了です

マニラ、フィリピン発 — フィリピン国家警察・国家首都圏警察事務所(PNP-NCRPO)とメトロポリタン・マニラ開発局(MMDA)は、フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領の第4回施政方針演説(SONA)が本日ケソン市のバターサン・パンバンサで行われるにあたり、万全の警備体制を整えていることを確認しました。

NCRPOのスポークスパーソンであるヘイゼル・アシロ少佐によると、20,000人の警察官が配置され、情報機関とも連携しており、SONAに対する脅威は現在のところ確認されていないとのことです。

また、ケソン市警察区(QCPD)の臨時責任者であるランディグレン・シルビオ大佐は、3,585人のQCPD職員が配置され、警備体制が整っていると述べました。実際、すべてのサブタスクユニット(STU)の骨格展開は土曜日から始まっており、SONAに向けた省庁間会議、ウォークスルー検査、シミュレーション演習も実施されました。

一方、MMDAのロマンド・アルテス会長も、SONAに向けた準備が整っていると確認しました。コモンウェルス・アベニューでは、外国の要人などのSONA出席者のために、カウンターフローまたはジッパーレーンを実施する予定です。

また、可能な洪水を防ぐために、ハイウェイから水を速やかに排水溝に移すことができる仮設ポンプを配置したと述べました。さらに、排水口を拡張し、水の流れをより迅速にするための対策も講じています。

これに関連して、イースタン警察区の部隊は、ケソン市警察区を支援し、754人の警察官を追加で配置しており、128人のリアクショナリースタンバイサポートフォース(RSSF)と387人の職員がメトロイーストでの犯罪防止活動に従事しています。

【用語解説】
– SONA(ソナ): State of the Nation Address(施政方針演説)の略称で、フィリピン大統領が国民に向けて行う年次報告演説。
– PNP-NCRPO(PNP-NCRPO): フィリピン国家警察・国家首都圏警察事務所の略称。
– MMDA(エムエムディーエー): メトロポリタン・マニラ開発局の略称。
– QCPD(キューシーピーディー): ケソン市警察区の略称。
– STU(エスティーユー): サブタスクユニットの略称。
– RSSF(アールエスエスエフ): リアクショナリースタンバイサポートフォースの略称。