マルコス大統領のSONAに1万2千警官配置

マニラ、フィリピン発 — フィリピン国家警察(PNP)のニコラス・トーレIII長官は、フェルディナンド「ボンボン」マルコス・ジュニア大統領の第4回施政方針演説(SONA)のために12,000人の警察官を配置することは「過剰ではない」と明言しました。

トーレ長官によれば、警察官の配置は出席者と会場の安全を確保するためのものです。

トーレ長官の発言は、様々な市民団体がSONAにおける警察官の数を「過剰」と批判したことを受けたものです。

しかし、トーレ長官は、PNPとしてSONAの間に暴力や混乱が起こることを許さないと述べました。

彼は、各人の意見を尊重するとしながらも、個々の安全とセキュリティが最優先であると強調しました。

警察官はバタサン・パンバンサ(※)周辺やそのアクセス道路に配置されました。

一方で、トーレ長官はデモ参加者にも安全を提供することを約束し、PNPは彼らの訴えに耳を傾ける用意があると述べました。

【用語解説】

– バタサン・パンバンサ(Batasan Pambansa): フィリピンの国会議事堂。