家庭内対話の復活を呼びかける司教

2026年2月23日 – 午前9時2分

ブトゥアン市で開催された家族と命に関する全国会議のミサで、コスメ・ダミアン・アルメディリャ司教は、家族内での対話の危機が深刻化していると述べました。

「人々は同じ屋根の下に住んでいますが、もはや同じ心を持っていません」とアルメディリャ司教は語りました。「彼らは話しますが、聞いていません。」

ブトゥアンの司教によれば、現代の家族生活は、注意散漫、感情的な距離、そして関係の弱体化によって特徴づけられており、メンバーが物理的に存在していてもこの傾向は変わりません。

彼は、本当の意味での存在感は注意深さを必要とし、特に意見の不一致、疲労、日々のプレッシャーの中でも忍耐強く耳を傾ける意欲が必要であると強調しました。

「家族の食卓の周りで、私たちは対話を学びます」とアルメディリャ司教は述べ、会話がしばしば沈黙や画面、表面的なやり取りに取って代わられていると指摘しました。

彼は、家庭内での聞く姿勢の衰退が、コミュニティ、職場、教会生活での人々の関係に広範な影響を及ぼすと警告しました。

アルメディリャ司教は、聞くことが癒しと和解に不可欠であり、特に家族関係の中で避けられない対立や誤解、緊張が生じたときに重要であると述べました。

彼は、対話を対立ではなく、愛、謙虚さ、相互尊重の表現として捉えるよう家族に奨励しました。

「愛とは、『私はここにあなたと共にいる』ということです」と彼は語りました。

このミサは、フィリピン司教協議会の家族と命に関する司教委員会が主催する4日間の会議の2日目を開幕しました。

全国の教区から司教、司祭、修道者、信徒指導者を含む400人以上の参加者がこの集まりに出席しました。

【用語解説】
– ブトゥアン市:フィリピンの北部地方に位置する都市。
– 司教:カトリック教会における高位の聖職者。
– 司教協議会:カトリック教会の司教たちが集まり、教会の方針や活動を協議する組織。


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