元副市長殺害容疑者、15年越しに逮捕

マニラ、フィリピン — 2010年にマスバテ州クラベリアの元副市長ジョセフ・マガラネス氏を殺害した疑いがある実業家が、ラグナ州サンタ・ロサ市バリバゴ地区のゴールデンシティ・サブディビジョンで逮捕されました。

サンタ・ロサ市警察署長のベンソン・ピメンタル中佐は、逮捕された容疑者はデイブ・イバニェス(58歳)、別名「バルデオ」であり、スクラップ商人であると確認しました。逮捕は、2012年10月7日にビニャン市地方裁判所第25支部のテオドロ・ソリス判事によって発行された逮捕状に基づくもので、保釈金は設定されていませんでした。

報告によれば、イバニェスは地域レベルで最も指名手配されている人物の一人としてリストされており、日曜日の深夜0時に隠れ家で逮捕されました。

イバニェスは約15年間、カラバルソン地域のさまざまな州で身を隠していましたが、サンタ・ロサ市に戻り、情報部隊のグループが地域社会の協力を得て追跡していました。

記録によれば、被害者は2010年12月9日にラグナ州サンタ・ロサ市バランガイ・ラバスのブエナロサ・サブディビジョンで、自宅の門の前に立っていたところを2人の容疑者に襲撃され、銃撃されました。

警察の調査によると、マガラネス氏の殺害の背後には、政治的な対立やスクラップ取引に関するビジネス上の競争が動機として考えられています。

【用語解説】
1. カラバルソン – フィリピンの地域名で、カヴィテ、ラグナ、バタンガス、リサール、ケソンの各州を指します。
2. サブディビジョン – フィリピンにおける住宅地の一形態で、計画的に開発された住宅地を指します。


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