マニラ、フィリピン — ケソン市のBrgy Sacred Heartで、昨日の午後、4階建てのタウンハウスで発生した火災により、高齢の女性が亡くなりました。このタウンハウスは老人ホームに隣接しておりました。
消防局(Bureau of Fire Protection)のロウェル・ヤルシア上級検査官によりますと、火災は午後4時9分頃に発生し、87歳で寝たきりの「テレサ」と呼ばれる女性が犠牲となりました。被害者は自室の床で発見されました。
介護者が高齢の女性を助けようと試みましたが、火の回りが早かったために間に合いませんでした。
一方、隣接する老人ホーム施設に住む11人の高齢者は安全な場所に避難しました。
マニラでは、トンド地区のアロマ一時住宅で発生した火災により、住民2名と消防局の職員1名が負傷しました。
マニラ消防局によると、火災は午前9時44分に発生し、タスクフォース・チャーリーにまで拡大し、午後4時21分に鎮火が宣言されました。
当局は、火災の原因や被災した家族の数、焼失した財産の価値を調査中です。
一方、マニラ市長のフランシスコ「イスコ・モレノ」ドマゴソ氏は、現場を訪れ、住民の状況を確認しました。ドマゴソ市長は、被災した住民に適切な支援を提供することを約束しました。
「家を失うのは辛いことですが、命の方が大切です。住民の皆さん、特に高齢の方々、常に気をつけてください。私たちはここにいて、どんな方法でも支援する準備があります」と市長は述べました。
【用語解説】
1. Brgy(バランガイ): フィリピンの最小行政区画。
2. Bureau of Fire Protection(BFP): フィリピンの消防局。
3. Task Force Charlie(タスクフォース・チャーリー): フィリピンにおける火災の規模を示す分類の一つ。
4. Home for the Aged Facility(老人ホーム施設): 高齢者が生活するための施設。
5. Aroma Temporary Housing(アロマ一時住宅): マニラのトンド地区にある一時的な住宅施設。
—
出典