QCPDに最新ドローンと携帯電話を配布

マニラ、フィリピン — フィリピン国家警察(PNP)のニコラス・トーレ3世警察長官の近代化推進の一環として、ケソン市警察地区(QCPD)のランディ・グレン・シルビオ暫定局長が、金曜日の午後に市内のすべての警察署に対し、17台のドローンと32台の携帯電話を配布いたしました。

シルビオ局長は、DJI MINI 3、MINI 4、MINI 4 PRO、DJI NEOドローン、そしてSIMカード付きの32台のHONOR携帯電話を、警察署1から16および地区機動部隊大隊(DMFB)に配布しました。この配布は、QCPD会議室で行われました。新しいドローンは、航空監視を通じて状況認識を向上させるために、パトロール作戦で使用される予定です。特に警察の作戦、緊急対応、大規模な公共の集まりにおいて、その効果が期待されています。

これらのドローンの使用をサポートするために、2025年8月4日から8日まで、各警察署から選ばれたドローンオペレーターを対象に、5日間の戦術ドローンオペレーター訓練が実施されます。

一方で、携帯電話は現場のパトロール隊員の監視とリアルタイムの通信を強化することを目的としています。これにより、より迅速な調整と即時の対応が可能となり、QCPDの迅速で応答性の高い公共サービスの維持という目標に沿ったものとなります。

【用語解説】
1. PNP(フィリピン国家警察) – フィリピンの国家警察機関。
2. QCPD(ケソン市警察地区) – ケソン市における警察の地区組織。
3. DMFB(地区機動部隊大隊) – 警察の機動部隊の一部門。
4. DJI – ドローンの主要メーカー。
5. HONOR – 中国のスマートフォンブランド。


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