司祭職の特権意識に警鐘鳴らす司教

司祭職における特権意識への警鐘、聖香油ミサでの司教の訴え

中央ルソンのカトリック司教が、聖週間の重要な典礼を利用し、司祭たちに特権意識や認知欲求に対する警告を発しました。

マロロス大聖堂での聖火曜日の聖香油ミサで、デニス・ビリャロホ司教は、司祭職を特権と見ることが特権意識に発展し、これが期待を生み、最終的には失望を招くと警告しました。

「本来は特権であるはずのものが特権意識に変わることがあります。特権意識は期待を生み、期待が裏切られると失望が生まれます」とビリャロホ司教は述べました。

司教は、感謝の追求が司牧の霊的基盤、特に聖体との結びつきを弱め、牧会の仕事を喜びの源ではなく重荷に変えてしまう可能性があると指摘しました。

また、司祭の奉仕は得られるものではなく、与えられるものであると聖職者たちに思い出させました。

「私たちは、選ばれて奉仕することになったことに感謝する者です」と述べ、司祭の奉仕は神の恩寵から流れるものであり、個人の功績から来るものではないと強調しました。

さらに、ビリャロホ司教は、司祭職はキリストの使命への参加であり、単なる奉仕の役割ではなく、「キリストの業の永続化」であると説明しました。

生き生きとしたイメージを用いて、司祭たちに行動で慈悲を体現するよう促しました。

「これらの手は祝福のためにあり、倒れた者を持ち上げるためのものです」と述べました。

ビリャロホ司教は、他人からの感謝を求めるべきではないと付け加え、神の愛を分かち合う器であることが十分であると述べました。

【用語解説】

– 聖香油ミサ:聖週間中に行われるカトリックの重要なミサで、聖職者が聖油を祝福し、司祭の誓いを更新する。
– 聖火曜日:聖週間中の火曜日で、キリストの受難を記念する日。
– マロロス大聖堂:フィリピンのブラカン州マロロス市にあるカトリックの大聖堂。


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