フィリピンの船員、安全性向上へ イランがホルムズ海峡での安全通行を約束
ホルムズ海峡 – フィリピンの船員とフィリピン船籍の船舶が、イランからホルムズ海峡での安全な通行を保証され、大きな後押しを受けました。
フィリピン外務省によると、フィリピン政府はイランから、フィリピンの船員とフィリピン船籍の船舶がホルムズ海峡を安全に通過できる保証を確保しました。この海峡は世界的に重要な石油輸送ルートです。
外務省の公式声明では、フィリピンのマリア・テレサ・ラザロ外務大臣とイランのセイエド・アッバス・アラーグチ外相との間で行われた協議の成果が強調されています。協議は、フィリピンが中東からのエネルギー輸入に依存している中で、安全な海上通行を確保することを目的としていました。
公式声明全文では次のように述べられています。
「フィリピンのマリア・テレサ・P・ラザロ外務大臣は、本日、イランのセイエド・アッバス・アラーグチ外相と非常に有意義な電話会談を行い、あらゆる分野での二国間協力を強化することについて議論しました。」
「会談中、イランの外相は、フィリピン船籍の船舶、エネルギー資源、そしてすべてのフィリピンの船員がホルムズ海峡を安全かつ妨げられることなく迅速に通過できることを保証しました。」
「ラザロ大臣は、この前向きな進展が、現地で活動するフィリピンの船員の安全を確保するだけでなく、国のエネルギー安全保障をも支援するために重要であると指摘しました。」
「フィリピンがエネルギー需要の大部分を中東から輸入していることを考えると、イランからのこの保証は、フィリピンへの重要な石油および肥料供給の安定した配送を大いに促進するでしょう。」
「会談は、双方が優れた関係を維持し、対話と外交を通じて持続可能な平和を達成することを再確認して終了しました。」
ラザロ大臣は、この進展がフィリピンの海上労働者を保護するだけでなく、安定したエネルギー供給を維持するために重要であると強調しました。フィリピンが輸入燃料に大きく依存している中、ホルムズ海峡を通じた途切れないアクセスは不可欠です。
フィリピン政府はまた、ホルムズ海峡においてイランに対し、フィリピンを「非敵対国」として考慮するよう要請しました。特に、ルートへのアクセスが限られているために国内の石油需要を満たすのに苦慮している状況においてです。
以前、4月1日にラザロ大臣は、マニラのイラン大使であるユセフ・エスマイルザデ氏と会い、この要請を正式に伝えました。
この進展は、中東の緊張が世界の石油価格に影響を与え、フィリピン経済に直接的な影響を及ぼす中でのことです。
【用語解説】
– ホルムズ海峡: ペルシャ湾とオマーン湾を結ぶ世界有数の石油輸送ルート。
– フィリピン船籍: フィリピンの国旗を掲げた船舶。
– セイエド・アッバス・アラーグチ: イランの外務大臣。
