バチカンとフィリピン 75周年 平和外交訴え

フィリピンとバチカン市国は、外交関係樹立75周年を迎え、バチカンの特使が平和外交の推進を訴えました。

大司教チャールズ・ブラウン氏は、この節目がフィリピンとバチカン市国との持続的な協力を強調するものであり、現代の危機に対処する上での外交の役割を強調しました。

ブラウン氏は水曜日の夜、マニラ大聖堂でのミサの中で「外交は出会いの恵みであり、関係を築き、維持するものです」と述べました。

彼は、現在の世界情勢が「残念ながら戦争と暴力によって特徴付けられている」と警告し、対立ではなく対話に基づく新たな取り組みを各国に求めました。

また、教皇レオ14世を引用し、「武器を持つ者はそれを置くべきです」と述べ、指導者たちに支配ではなく対話を通じた平和を選ぶよう促しました。

このミサには、ホセ・アドビンクラ枢機卿、パブロ・ビルヒリオ・ダビド枢機卿、オルランド・ケベド枢機卿、そしてフィリピンカトリック司教協議会の会長であるギルバート・ガルセラ大司教を含む20人以上の司教が出席しました。

また、多くの政府関係者や要人も参加しました。

ブラウン氏は、カトリック教会とフィリピン国民との関係は「深い友情、誠実な親密さ、そして効果的な協力」によって特徴付けられていると述べました。

彼は、バチカン市国の外交伝統が初期の教会史にまで遡ることを指摘し、文化や国家を超えた対話を通じて関係を築くという長年の使命を持っていると説明しました。

特使はまた、フィリピンの強いカトリックアイデンティティを強調し、フィリピン人の「深い宗教的信仰」と家族や国家の自由への献身を挙げました。

彼は、教皇の訪問や高官の交流が続く絆の象徴であることを振り返り、フィリピンの指導者とバチカンの間で最近行われた敬意の表れを含むと述べました。

ブラウン氏は、この記念日が外交のより深い目的を反映するものであり、それは国々の間だけでなく人類全体の関係を回復することに根ざしていると述べました。

「そしてそれこそが私たちが祝うものです」と彼は述べ、「75年にわたる外交関係の贈り物と恵み」を祝いました。

【用語解説】
– バチカン市国: カトリック教会の中心地であり、ローマ教皇の居住地。
– 大司教: カトリック教会における高位聖職者の称号。
– フィリピンカトリック司教協議会: フィリピン国内のカトリック司教たちの集まり。


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