燃料高騰で家族を地方へ送るセブの運転手

セブ市でタクシー運転手をしているロミー・レブカスさん(50歳)は、燃料価格の上昇により収入が減少し、家族を地方に送り返すという決断をしました。

レブカスさんは、毎日7時間運転しても、収入はわずか300ペソから400ペソ程度で、燃料を補充するのにも足りない状況です。このため、彼は妻と子どもたちを生活費が比較的安いセブ州のボルホオンに送り返しました。家族と毎日一緒に過ごすことはできませんが、できる限りお金を送っています。通常、週に1,000ペソほど送っていますが、それでも家族の生活を支えるには十分ではありません。

燃料価格は以前の2倍になり、彼の日々の支出も増え続けています。たとえ多く稼げた日でも、そのほとんどは燃料や他の費用に消えてしまい、時には借金を抱えることもあります。

エル・パルド交通協同組合では、多くの運転手が運行を続けられず、仕事を辞めています。稼働している車両は約半数にとどまっています。運転手の中には地方に戻ったり、別の仕事を探したりする人もいます。

それでも続ける人々にとって、長時間の運転が十分な収入を保証するわけではありません。それでも多くの人が、毎日が少しでも良くなることを願いながら働き続けています。

【用語解説】
– ボルホオン:セブ州にある町で、生活費が比較的安いとされています。
– エル・パルド交通協同組合:セブ市にある交通協同組合で、タクシー運転手が所属する組織です。


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