ドゥテルテ副大統領らに73億ペソ返還命令

フィリピンの監査委員会(COA)は、サラ・ドゥテルテ副大統領による請願を却下しました。

この決定により、サラ・ドゥテルテ副大統領およびその他の関係者は、一定の金額を返還する義務を負うことになりました。

監査委員会(COA)は、2022年に副大統領府(OVP)が使用した1億2500万ペソの機密費のうち、7328万ペソが認められないと4月14日に判断しました。これは、COAの情報・機密費監査室のグロリア・カモラ氏によるものです。

副大統領府(OVP)と教育省(DepEd)が提出した612.5百万ペソの機密費の使用を正当化するための受領書が委員会によって疑問視されていました。特に、フィリピン統計庁(PSA)に記録がないメアリー・グレース・ピアトス氏とココイ・ビラミン氏が受取人として挙げられたことが問題となりました。

最近、COAはサラ・ドゥテルテ副大統領が提出した7328万ペソ以上の機密費に関する不承認通知の再審査請求を却下しました。この却下により、副大統領および関係者は、国家監査人によって以前に命じられた通り、不承認となった金額を返還する義務を負うことになります。

「請願の却下とそれに伴う不承認通知の発行の結果として、返還義務が生じます。フィリピン語で言えば、’ibalik ang pera’、つまりお金を返すということです。これは2022年の第4四半期における7300万ペソと、2023年の3四半期における3750万ペソに相当します。」と、下院司法委員会の委員長であるガービル・ルイストロ氏は述べました。

委員会は、COAからの公式な決定の写しの提出を待つことになります。一方、カモラ氏は、副大統領府が資金の返還を求める命令に対抗するために、最高裁判所にこの問題を持ち込むことがまだ可能であると述べました。

【用語解説】
– COA(監査委員会):フィリピン政府の監査機関で、政府の財政活動を監視・評価する役割を担っています。
– OVP(副大統領府):フィリピンの副大統領のオフィスで、行政の一部を担っています。
– PSA(フィリピン統計庁):フィリピンの政府機関で、国の統計情報を収集・分析しています。


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