フィリピン汚職疑惑 ザルディ・コー元議員逮捕

PBBM、ザルディ・コの逮捕を確認 フィリピン当局がチェコ政府と連携

ザルディ・コ

ボンボン・マルコス大統領は、元下院議員のザルディ・コ氏が逮捕され、現在プラハで拘留されていることを発表しました。

コ氏は、フィリピンで最大の汚職問題とされる数十億ペソ規模の洪水対策事業における汚職事件の中心人物の一人とされています。この事件に多くの政府関係者が関与しているとされ、多くのフィリピン国民が失望しています。

この洪水対策汚職事件に対し、数千人のフィリピン国民が街頭に出て抗議を行いました。2025年には「トリリオン・ペソ・マーチ」と呼ばれる抗議デモが2度行われ、責任追及が求められました。

以前、内務地方自治省(DILG)のジョンビック・レムラ長官は、ザルディ・コ氏が政府と話をしたいなら10億ドルを返還するよう求めました。コ氏は洪水対策問題が浮上した際、すでにフィリピン国外に出ていました。

コ氏によると、大統領と当時の下院議長がそれぞれ560億ペソをキックバックとして受け取ったとされています。また、現金が詰まったスーツケースが元下院議長に届けられたとも主張しています。

ザルディ・コ氏は、洪水対策問題の最中にフィリピン国外に留まるよう指示されたと述べました。彼によれば、その指示はボンボン・マルコス大統領からのもので、元下院議長のマーティン・ロムアルデス氏を通じて伝えられたとされています。

洪水対策問題の中で、元下院議員に対する逮捕状が以前に発行されていました。しかし最近、ボンボン・マルコス大統領は、ザルディ・コ氏が逮捕され、現在国外で拘留されていると発表しました。大統領はソーシャルメディアの投稿を通じて、「元下院議員は適切な書類なしにチェコ共和国に入国した後、プラハで拘留され、現在チェコ当局の管理下にある」と述べました。

大統領は、「事態の進展に応じて国民に情報を提供し続けます」と述べました。

【用語解説】

1. バランガイ(地区) – フィリピンの地方行政区分の最小単位。
2. DILG – 内務地方自治省。フィリピンの地方行政と治安を担当する政府機関。
3. トリリオン・ペソ・マーチ – フィリピンで行われた大規模な抗議デモの名称。


オリジナルサイトで読む